Dr.デニスターナー3daysインプラントコース
ニューヨーク大学インプラント科教授を歴任し、現在はコロンビア大学インプラント科教授として世界的に著名なデニスターナー先生は、大学で教鞭を振る傍ら、自身のプライベートオフィスでも多くのインプラント症例を手がける、第一線でご活躍の超一流のデンティストです。ターナー先生の書かれた多くの優れた論文はあまりにも有名であり、科学的かつ生物学的な背景に裏打ちされた信頼性のある研究データーは、現在インプラントを行うものにとってはスタンダードな教科書になっているといっても過言ではありません。世界で最も有名なインプラントロジストの一人です。
ターナー先生の研修会としては、ニューヨーク大学主宰の2年に渡るCDEコースが有名で、すでに多くの優れた日本人の臨床家を輩出しておりますが、米国以外でプライベートで開催する3日間のコースは今回が初とのことなので、あえて診療をお休みさせていただき今回は参加させて頂きました。患者様には休診不在でご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。しかしながら、本コースへの参加により、非常に多くのことを学ぶことができ、お休みした分以上に、必ず患者様に還元できると確信しております。それくらい素晴らしい講義内容でありました。2日目には模型を使用したインプラントや骨移植の実習も行われ、とても充実した3日間を過ごすことができました。朝8時から講義というのは少々きつかったですが、時差を感じさせないターナー先生の教育への熱意にとても感銘を受けました。
生物学的・科学的根拠にもとづいた的確な診査・診断・プラニングの必要性と、無駄な外科は極力行わず、患者さまにとって最小限のダメージを心がけた優しい外科手術を行うための知識と技術を徹底的に教え込んでいただいたと思います。インプラント治療は日進月歩であり、実際に多くの情報が錯綜している状態ですが、それらの疑問について、しっかりとした根拠をもとにYES / NO をしっかり説明できるターナー先生の知識の深さには、ただただ凄いとしか言いようがありません。さすがに世界のインプラント界を牽引してきた第一人者だけあると思います。当院で抱えている難症例についても直接ご相談してご意見を伺えたことも、とても大きな収穫でありました。
教えて頂いた事をしっかり実践して、より良い臨床を行えるよう、日々頑張りたいと思います。
ターナー先生と記念写真。サティフィケート授与式にて