日本顎咬合学会学術大会|院長ブログ(詳細)|豊富な経験と実績を活かしたインプラントによる治療・審美治療を行う港区の南青山インプラント歯科 佐藤歯科医院  

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日本顎咬合学会学術大会

第31回日本顎咬合学会学術大会・総会が5000人を超える参加者のもと、東京国際フォーラムにて盛大に開催されました。日本顎咬合学会はその名のとおり、ナソロジーという噛み合わせの学問を学ぶ学会が起源ですが、現在では歯科医療全般に渡って、歯科医、歯科衛生士、歯科技工士や歯科に関わる全ての方が様々な事を学べる情報発信の場として発展し、会員数8000名を超える日本有数の学会に成長しました。

毎年、世界的に有名な海外演者を招聘し、また国内からも著名な素晴らしい臨床家が多くの優れた発表を行います。今年の海外招待演者は、全米審美歯科学会および全米補綴歯科学会の前会長で、世界的に著名な審美歯科学の権威Dr.Boldwin Marchack 南カリフォルニア大学歯学部教授でした。ユーモアたっぷりのマーチャック先生の講義は大変素晴らしいものでした。USC Japan Programでもお世話になったご縁でプライベートでも親しくさせて頂いている教授との久々の再会はとても喜ばしいものでした。

日本顎咬合学会学術大会

マーチャック先生の講演風景。USC Japan Program同期で、現在はUSC 南カリフォルニア大学歯学部歯周病科のレジデントとして活躍している佐藤祥子先生のお写真を講義の中でたくさん拝見しました。全米屈指の難関USCペリオレジデントの狭き門を突破し、遠いアメリカで頑張っている佐藤先生の勇姿を見て大変刺激になりました。自分ももっともっと頑張らないといけないですね。。。目指すはやはり世界です!

日本顎咬合学会学術大会

今年は学会から講演依頼をうけてテーブルクリニックにて発表させて頂きました。
おなじくUSC Japan Programでお世話になった南カリフォルニア大学歯学部歯周病科主任教授のHoma Zadeh先生から伝授されたVISTAテクニックについて、模型デモも含めてご説明させて頂きました。

講演後は質問の嵐で、この術式に対する関心の高さに驚きました。審美領域におけるインプラント治療において有益なこの素晴らしい術式は、難易度は高いですが、治療のオプションとして常備しておくことはリスクマネージメントの意味でも重要だと考えています。今後はもっと普及していくことでしょう。

講演の他に、今年も広報委員会の役員として『PRESS」のワッペンしてカメラ片手に『カメラマンに転職したので宜しくお願いしまーす!」とジョークを言いながら会場をウロウロしておりました。また学会終了後の総会(学会の会長や執行役員が集まっての予算報告や審議事項決定の重要な会議)では今年も副議長に選任され、何とか責務を果たして参りました。

国際口腔インプラント学会の理事会とも日程が重なり、何かとバタバタと忙しい週末でしたが、どうにか無事にこなすことができました(汗。。)素晴らしい講義をたくさん聴講しとても勉強になったとともに、恩師の先生や同期の仲間とも久々に再会できて、多くの刺激とパワーを貰いました。南カリフォルニア大学のマーチャック先生やザデ先生からせっかくご指導頂いた素晴らしい知識と技術を、今後も益々自分の臨床に生かして行けるよう、さらに頑張りたいと思います。