2009.02.03 Tropical wedding @ Dominican Republic
今年の初めに友人の結婚式参加のためドミニカ共和国まで行って参りました。ふらっと気ままな一人旅です。メジャーリーガーのサミー・ソーサ選手の母国として知られるこの国は、中米カリブ海に浮かぶ美しい島で、ちょうど米国フロリダ半島の右下(キューバの右隣)あたりに位置します。公用語はスペイン語です。
飛行機から撮影したカリブの島。ドミニカの近くの国です。
日本からは直行便がないので、今回はアトランタ経由で行きました。米国まで片道約13~14時間、そこで1泊して、翌朝さらに約3時間かけて現地入り・・往復だけで4日間かかる長旅でしたが旅の疲れを忘れるくらいの素晴らしい時間を過ごす事ができました。
ホテルの目前に広がる美しいカリブのビーチ。まさに南の楽園。
ロビーの横にはフラミンゴの群れがいました。びっくりです!
友人のブライアン(新朗)はアメリカ人で新婦のシンシアさんはボリビア人の矯正歯科医です。 友人は現在、南米ボリビアに勤務しており、新婦とは偶然現地で知り合ったそうです。シンシアさんとは初めてお会いしましたが、とっても美しく気さくで素敵な方でした。初対面から思わず矯正ネタで盛り上がってしまいましたが、他国の歯科事情を知るよい機会でもありました。
友人とその家族達。衣装が統一されていてとても印象的でした。
結婚式はカトリック形式で野外で行われました。中南米は完全にスペイン語圏なので、式はスペイン語で行われ、それを英訳するといったものでした。北米、中南米、ヨーロッパ、アジアなど世界各国から友人達が集まり、笑い声が絶えないアットホームな雰囲気の中、おごそかに式がとりおこなわれました。とても印象深く、ずっと記憶に残るであろうとても貴重な体験でした。このような素晴らしい結婚式に招待してくれた友人にとても感謝しています。
映画のワンシーンのような結婚式の様子。本当に美しい新郎新婦でした。
出席者の顔ぶれも国際色豊かです。黄色い衣裳がとてもお似合いです。 ちなみに黄色は幸福をもたらすという意味があるそうです。
僕が友人と知り合ったのは開業当初(約7年前)になります。当時英会話のプライベートレッスンの先生がベーカー駐日米国大使のSecretary(一等書記官)をしていた関係で、その当時、米国大使補佐官をしていた友人を患者さんとして紹介して頂いたのがきっかけでした。その後意気投合してみんなでよく飲みに行くようなり、その時に多くの素晴らしい友人達を紹介してくれました。現在、当院には米大使館はもとより、欧州、アフリカ、中南米(メキシコ、パナマ、キューバ、ベネズエラ、コロンビア、etc..)の大使館などからも患者様がいらしてますが、この時に知り合った友人達がきっかけでこのような素敵なご縁が生まれました。今回の結婚式でも、パリ、ホンデュラス、グアテマラ、ワシントンDCなどに転勤になった外交官の旧友達とも久々の再開を果たすことができたので、とても懐かしく楽しい時間を過ごすことができました。
ホテル内の謎?の日本食レストランでの食事会。皆さん日本食が大好きで、お箸を上手に使っているのを見てとてもびっくりしました。日本の食文化は世界で広く受け入れられているのを実感しました。
もし自分が歯科医という仕事をしていなかったら、きっとこのような素晴らしい人たちとも出会うこともできなかったんだろうな・・・と考えたら、あらためて今の仕事をさせていただいていることをありがたく思い、そして今まで支えてくれた人たち、友人、家族、そして患者様に深く感謝したいと思いました。
もちろん、日常の診療で治療結果に十分満足して頂き、患者さまに笑顔で喜んで頂けたときは何物にも代えがたい幸せを感じますが、やはり自分の人生を豊かにするのは人との繋がりであると考えますので、素晴らしい人たちとの出会いは自分にとってとても重要です。
多くの素敵な出会いに深く感謝するとともに、お二人の永遠の幸せを祈りつつ・・
ブライアン、シンシアさん、いつまでも末永くお幸せに!
Muchas Gracias! (Thank you very much!)