インプラント「施設認定基準」制度 発足説明会
特定非営利活動法人「歯科医療情報推進機構」主宰、インプラント実施医療機関に対する「施設認定基準」制度の発足説明会に参加してきました。
何やら難しい文字が並んでおりますが、簡単に言えば、インプラントを行う医療施設に対して、信頼できる国の関連の第三者評価機関が「安心かつ安全」にインプラント治療が実際に行われているかを公正に評価し、基準を満たした医療機関に(インプラント安心マーク;仮称)を与えるというものです。
その背景には、近年我が国でのインプラント治療の普及に伴い、医療事故や不適切な取扱事例が増加しているという事実があります。これはインプラントに関する適切なトレーニングや充分な技術と知識の習得を行っていない歯科医の増加や、適切な医療環境(感染予防対策、医療スタッフ水準向上、正確な情報公開)が達成されていない事に起因するもので、すなわち医院経営のため安易にインプラント治療を行う医院が増加している結果であり、ますます厳しく医療の質の向上が求められております。
そこで国が重い腰を上げて、国民が安心してインプラント治療を享受できるために、実際に質の高い安全なインプラント治療を行っている医院を評価選定し、情報提供を行うというものです。
理事長には元厚生大臣を迎え、理事には錚々たる著名な方々のお名前がありました。来賓には厚生労働省の大臣官房審議官もお見えになり、会の重要性をあらためて認識いたしました。
説明を聞く限り当院は安全基準をしっかりパスしていると思います。そしていずれは国内の安全なインプラント治療の普及のために、指導的な立場からの参画のお話も賜りました。
インプラントはしっかりと行えば極めて安全で、治療満足度もとても高いという実感はあります。
実際に昨年度のオリコンCSランキングの総合評価では、ランキング1位企業全ての満足度も含めて、インプラントの顧客満足度が全ジャンル中で最高得点であったのを経験しております。(オリコンCSランキングの評価は、全てのジャンルの総合得点を客観的に比較検討できる独自の評価基準が存在するそうです。さすがに歴史のあるランキングカンパニーは凄いと思いました。結果には正直びっくりいたしましたが・・)
これからも質の高いインプラント治療をご提供できますよう、今後とも努力していく所存ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。